オープンソースのファイアウォール「pfSense CE 2.6.0」が公開
オープンソースのファイアウォールOS「pfSense」の開発チームは2月14日、無償のオープンソース版「pfSense Community Edition 2.6.0」および商用版「pfSense Plus 22.01-RELEASE」を発表した。
pfSenseはFreeBSDをベースとしたファイアウォール、ルーターに特化したOS。エッジのファイアウォール、ルーター、VPNなどの機能を備え、Webインターフェイスより管理できる。無償版のpfSense Community Edition(CE)と商用版の「pfSense Plus」がある。プロジェクトは、米Rubicon Communications(Netgate)がホスティングしている。 pfSense CE 2.6は、2021年2月に公開されたバージョン2.5に続く最新版。
CE版とPlus版に共通した強化として、IPSecの安定性と性能に関する強化が加わった。 ZFSがインストールのデフォルトファイルシステムとなった。System Logsのログ圧縮 また、System Informationウィジェットにあったディスク使用リストに代わって、Disksウィジェットを導入した。これにより、System Logsのローテションのログ圧縮が無効になった。 User Managerのデフォルトのパスワードハッシュフォーマットが、bcryptから SHA-512に変更された。
このほかにも、多数の強化が加わっている。
pfSense CE
https://www.pfsense.org/