グループアクセストークンを強化した「GitLab 14.7」
オランダGitLabは1月22日、Gitリポジトリ管理の最新版となる「GitLab 14.7」を公開した。
GitLabはオープンソースのGitリポジトリ管理ソフトウェア。DevOpsのためのプラットフォームを標榜し、ソースコード管理、パッケージ管理、CI/CDツールチェーンなどの機能を単一のプラットフォーム上に用意する。 GitLab 14.7は、2021年6月に初版が公開されたGitLab 14系の最新版。25以上の機能強化が加わった。
単一のトークンを使ってグループ向けにアクションを実行するGroup Access Tokensを強化した。これまでは自社で管理するインスタンスに制限してRailsコンソールでのみ生成できたが、最新版よりUIとAPIを使って生成できるようになった。
GitLab Runnerが米国連邦情報処理規格(FIPS)140-2に準拠した。FIPS 140-2/140-3はコンピュータと通信システムで用いる暗号モジュールのセキュリティ要件を指定しており、GitHub 14.7ではAMD 64/Red Hat Enterprise Linux(RHEL)でのGitLab RunnerがFIPS 140-2を満たすという。 また、有料のUltimate版で、監査イベントを指定した先にストリーミングできるようになった。最新のGraphQL APIでHTTPSエンドポイントを指定するもので、GitLabの監査イベントと他のデータストリームを相関付けるたり、監査イベントのバックアップのメンテナンスなどができるという。 このほかにも細かな機能強化が加わっている。
オランダGitLab
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