独SUSE、コンテナ向け「SUSE Linux Enterprise Micro 5.1」を公開

 ドイツSUSEは10月26日、コンテナ向けの軽量OSとなる「SUSE Linux Enterprise Micro 5.1」の一般公開(GA)を発表した。エッジセキュリティの強化が中心となる。

 SUSE Linux Enterprise Microはコンテナ化されたワークロード向けのディストリビューション。SUSE Linux Enterprise(SLE)の安全性、信頼性を継承し、エッジや組み込みでの実装向けにモジュール型にした。

 最新版では、エッジでの実装にフォーカスしたセキュリティ機能を盛り込んだ。その1つがSecure Device Onboarding(テクノロジープレビュー)で、アプライアンスやデバイスをシステムに導入時に、セキュリティを保ちつる実装時間とマニュアルのプロセスを減らすことができるという。 また、カーネルライブパッチ機能も導入、稼働中にパッチを適用できるためダウンタイムを削減できる。

 新たにIBM Z、LinuxONEのサポートも加わった。コンテナ化もしくは仮想化したワークロードをSLE Micro上でそれぞれのプラットフォームで動かすことができる。SUSE Linux Enterprise Micro 5.1はプロジェクトのWebサイトより入手できる。

SUSE Linux Enterprise Micro
https://www.suse.com/download/sle-micro/