「Redis 6.0.10」が公開

 インメモリデータストア「Redis」の開発チームは1月13日、最新安定版となる「Redis 6.0.10」を公開した。バグの修正が中心のメンテナンスリリースとなる。

 RedisはCで書かれ、文字列、ハッシュ、文字列のリスト、セットなどのデータ構造をサポートするインメモリのデータ構造ストア。範囲クエリ、ビットマップ、地理空間インデックス、ストリームなどの機能があり、データベース、キャッシュ、メッセージブローカーなどとして利用できる。

 Redis 6.0.10は2020年5月に公開された6.0の最新のポイントリリース。メンテナンスを目的としており、コマンドの振る舞い、バグの修正が施されている。

 コマンドではRedisデータベース交換のSWAPDBでのWATCHedキーの無効化を強化し、キーを見るクライアントがない場合はトランザクションを失敗させるようになった。このほか、SORT、EXISTS、OBJECTなどのコマンドを強化した。また、一定条件において、無駄な一時メモリの配分を回避するようになった。このほか、バグも多数修正されている。

Redis
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