「GitLab 13.7」が公開、マージリクエストのレビューリクエストが可能に

 オランダGitLabは12月22日、Gitリポジトリ管理の最新版となる「GitLab 13.7」公開を発表した。

 GitLabはDevOps向けのプラットフォーム。Gitリポジトリ管理としてスタートし、ソースコード管理、パッケージ管理からCI/CDツールチェーンなどにも機能を拡張している。無償のコミュニティ版、有償のEnterpriseを用意している。GitLab 13.7は、5月に公開されたGitLab 13系の最新安定版。合計で45件以上の機能強化が加わった。

 マージリクエスト関連でいくつかの機能強化を図った。マージリクエストに対して特定の人にレビューを求めることができる機能で、求められた人はレビューに参加を促す通知がいく。類似イシューの生成を効率化するため、イシューで/cloneを利用できるようになった。これを利用して、同じプロジェクト内で、同じタイトル、記述、メタデータを持つ新しいイシューを作成できる。環境(Environments)ページで実装のステータスが表示されるようになった。それまでは環境ページを閲覧中に実装の進捗が見えなかったが、実装状況とアラートがすぐにわかるようになった。

 無償版の機能としては、Red Hat OpenShift向けにGitLab Runnerコンテナイメージの提供も開始した。GitLab RunnerはパイプラインでCI/CDジョブを実行するアプリケーション。

 これら以外にも、有償版では実装で支障が発生した際の自動ロールバックなどの機能が加わっている。

オランダGitLab
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