Ruby向け高速なWebサーバー「PUMA 5.1」が公開
Ruby/Rack向けの高速なWebサーバー「PUMA」開発チームは11月30日、最新版となる「PUMA 5.1.0」を公開した。
PUMAはRuby向けWebサーバーで、高速性と並列処理を最大の特徴とする。Mongrelの派生としてスタートしたプロジェクトで、RubyのWebサーバーインターフェイスであるRackもサポートし、全てのRuby実装を動かすことができる。Ragel拡張により高速かつ精度の高いHTTP 1.1プロトコルパーシングを実現しており、Rainbows!やUnicornと比較すると省メモリかつ高速としている。
PUMA 5.1は9月に公開されたバージョン5系の最初のポイントリリース。段階的に再起動するPhased restartのアベイラビリティが、利用可能ではない時も常にログ化されるようになった。
systemdのウォッチドッグと通知機能を統合した。systemdがファイルのディスクリプターとしてソケットを表示できる機能を利用し、アクティベートしたソケットをバインドする選択肢が加わった。明示的に指示する必要はなくなる。
このほか、設定クエリ文字列QUERY_STRINGの最大の長さを変更するコンパイルオプションなども加わっている。
PUMA
https://puma.io