「Linux Lite 5.2」が公開、ZoomとTeamsをサポート

 Ubuntu LTSをベースとしたLinuxディストリビューションLinux Liteの開発チームは11月1日、最新安定版となる「Linux Lite 5.2」を公開した。ZoomとMicrosoft Teamsが追加されるなどの強化が加わっている。

 Linux Liteはニュージーランドベースを拠点とし、UbuntuとDebianをベースとしたLinuxディストリビューションを開発する。デスクトップ環境はxfceベース。軽量、シンプルさにフォーカスし、Windowsユーザーを潜在ターゲットととした初心者でも使いやすいディストリビューションを目指している。inux Lite 5.2は、6月に公開されたバージョン5系の最初のポイントリリースとなる。Linuxカーネル5.4とUbuntu 20.04.1 LTSをベースとする。

 ファイアウォールの管理を設定管理(Setteings Manager)より行うようになった。設定管理では、Lite Widgestの管理もできるようになった。Lite Widgetではコミュニティの提案により、ノートPCの充電状態も表示するようになった。新しいアプリとして、Zoom、Microsoft Teams、SimpleScreenRecorderなどが加わった。コミュニティからの提案という。Lite Softwareユーティリティを使って入手できる。

 この他、スクリーンセーバー、壁紙のオプションが増え、Lite Tweaksタスクバー復旧の設定も可能になった。一方で、非推奨となっていたGTK2、Adobe Flashが削除された。

Linux Lite
https://www.linuxliteos.com