米Facebook、モバイルアプリ向けのデバッグプラットフォーム「Sonar」をオープンソースに
米Facebookは6月11日、クロスプラットフォームのデバッグツール「Sonar」をオープンソースで公開した。iOS/Androidアプリ向けのデバッグプラットフォームで、デスクトップからアプリデータの視覚化、インスペクションなどができる。
Sonarは大規模なアプリ開発で課題となる情報共有を念頭に、Facebookの開発者が社内開発したツール。モバイルアプリの振る舞いや構造を理解したり点検できるほか、専門知識のある人や開発者がユーザーに重要な情報を伝えることができる。
3年前に開発がスタートしたもので、Facebookの「Stetho」(Androidアプリ向けデバッグブリッジ)をベースとする。デスクトップクライアントとモバイルSDKの2つで構成され、モバイル開発ツールとしてはログビューアやインタラクティブなレイアウトインスペクタ、ネットワークインスペクタといったツールを備える。
プラグインAPIを使って機能拡張も可能。Facebook開発者はモバイルアプリからのデータを視覚化したりデバッグできるプラグインを開発しているという。
SonarはプロジェクトのWebサイトより入手できる。ライセンスはMIT License。
Sonar
https://fbsonar.com/