WordPress 3.3リリース、ドラッグ&ドロップ対応のアップローダを追加

 WordPressは12月12日、オープンソースのブログシステム「WordPress 3.3」(開発コード「Sonny」)を公開した。プロジェクトのWebサイトより入手できるほか、WordPress 2.7以上を利用している既存ユーザーはWordPressのコンソールからの自動アップデートも可能。

 WordPressはPHPで実装されたオープンソースのブログ/コンテンツ管理システム。ライセンスはGPL 2。WordPress 3.3は2010年6月に公開されたバージョン3系で3回目のアップデートとなる。WordPressによると、バージョン3.0公開以来、ダウンロード数は6500万回に達しているという。

 WordPress 3.3では新たにドラッグ&ドロップ対応のファイルアップローダ「Plupload」を採用。また、管理画面の表示変更、管理画面やツールバーの改善なども行われている。投稿関連機能も改善されている。

 このほか、機能を説明する「ポインタ」や文脈に基づくヘルプ表示、iPad向けのダッシュボード最適化なども特徴となる。開発者向けとしては、エディタAPIやメタデータAPIなどが改善され、使用しているjQueryもアップデートされた。

WordPress
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「WordPress 3.3」ダウンロード
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