Windowsにも対応、オープンソースのFlashプレイヤー「Lightspark 0.5.3」公開
Lightsparkプロジェクトチームは12月2日、オープンソースのFlashプレイヤー最新版「Lightspark 0.5.3」を公開した。Windowsポーティングが加わっており、Windowsでも利用できるようになった。
Lightsparkは米Adobe SystemsのFlashプレイヤーのオープンソース代替を目指したプロジェクトで、プログラムはC/C++で実装されている。Flashの新しいファイルフォーマットと仮想マシンの「AVM2(ActionScript Virtual Mchine 2)」対応を目指している。ライセンスはLGPL 3で、FirefoxやGoogle Chrome用のプラグインも提供されている。
Lightspark 5.2では、LinuxだけでなくWindowsにも対応した。Firefoxプラグインもある。メモリリーク問題を修正し、Flash Media ServerからのRTMPストリームもサポートした。開発チームはFlashを利用したWebサイトへの対応状況について「YouTubeでは十分なレベルで使用でき、Grooveshark、Dailymotionも一部あるいはほとんどに対応する」と報告している。
Lightspark 0.5.3はLaunchpadのプロジェクトページより入手できる。
Lightsparkのプロジェクトページ
https://launchpad.net/lightspark