Mozilla、Android 3.0(Honeycomb)向けとなる「Firefox for Tablets」の画面デザインを公開

 Mozilla Mobile Teamは8月30日、タブレット向けのWebブラウザ「Firefox for Tablets」の開発を進めていることを明らかにするとともに、ユーザーインターフェイスや画面デザインを披露した。ベータ版や正式版の公開時期についてはまだ明らかになっていない。

 Mozillaはモバイル向けのWebブラウザとして、Androidスマートフォン向けのFirefoxを提供している。今回発表されたFirefox for Tabletsはタブレットデバイス向けのものとなり、Android 3.0(Honeycomb)向けを想定している。スマートフォンより大きな画面を活用するなど、スマートフォン版を進化させたものになるという。また、全体のデザインはHoneycombのミニマルなデザインをベースに、Firefox風のビジュアル要素を残したものになるとのこと。

 スマートフォン版との相違点は、開いたタブがそのまま残るほか、ランドスケープ(横長)モードでは左側にサムネイルが表示され、タップすることでそのタブを表示できる。ポートレート(縦長)モードでは、メニューアイテムからタブの切り替えが可能。Awesome Bar(ロケーションバー)にはタブ化されたメニューが導入され、これを使ってブックマークや履歴、同期しているデスクトップで開いているページなどにアクセスできる。

 Firefox for Tabletsの画面デザインのスクリーンショットは、Mozilla Mobile TeamのIan Barlow氏のブログで公開されている。

Mozilla
http://www.mozilla.org/

Ian Barlow氏のブログ
http://ianbarlow.wordpress.com/2011/08/30/firefox-for-tablets/