Linux FoundationがLinux関連の求人情報サイトを設置――Linux関連求人は80%増
Linuxを支援する非営利団体The Linux Foundationは1月13日(米国時間)、Linuxコミュニティサイト「Linux.com」内にLinux関連の求人ページ「Linux Job Board」を立ち上げたことを発表した。Linuxをキーワードに求職者と企業を結びつける。
Linux.comはLinux FoundationがSourceForge(現Geeknet)からドメインを取得し、Linuxコミュニティ向けのWebサイトとしてリニューアルしたサイト。Linux Job BoardはLinux.com内に新設した求人・求職情報スペースとなる。米JobThreadのオンライン求人広告プラットフォーム技術「JobThread Network」をベースとする。
Linux開発者を募集している企業は、Linux.comのみ、またはLinux.comとJobThread Networkの両方の2つから掲示方法を選択できる(JobThread Networkに求人広告を掲示すると、50以上の提携サイトでも掲示される)。Linux.comの登録会員は1万1000人を上回っており、合計の月訪問者数は980万人。幅広いLinux開発者にリーチできるという。求職者は、Linux.com上のプロフィールに「LinkedIn」の履歴書やプロフィールを掲示できるほか、RSSフィード経由で最新の求人情報を得られる。
JobThread Networkの統計によると、Linux関連の求人情報は過去5年で80%増加したという。Linux Foundationでは、Linux関連の雇用はIT業界で最も増加している分野としている。
The Linux Foundation
http://linux-foundation.org/
Linux.comの「Linux Job Board」ページ
http://jobs.linux.com/