Linuxコミュニティに貢献できるクレジットカードが登場

 Linuxを推進する非営利団体Linux Foundationは7月28日(米国時間)、Linux活動支援を目的とした非営利の提携クレジットカード「Visa Platinum Credit Card」を発表した。個人が容易にLinux活動に貢献できるもので、当初米国在住者向けに発行する。

 このクレジットカードは、カード利用額の一定割合が発行会社からLinux Foundationに寄付されるアフィニティカード。アフィニティカードプログラムの米CardPartnerとUSB銀行との提携により実現した。カードのデザインは、Linux Foundationのロゴとペンギンマスコットを配したもので、Linux活動に寄付できるだけでなく、Linuxサポーターであることを示すことができるという。

 Linux Foundationはアクティベートカード1枚についき50ドルを受け取るほか、カード利用により発生したコミッションの100%を受け取る。ここで得た基金は技術イベント開催やコミュニティメンバーの旅費に利用し、Linuxの成長と拡大に役立てるという。

 同カードの年会費は無料で、購入補償、非常時キャッシング、24時間サポート、紛失・盗難時レポートなどのサービス付き。当初、米国在住者向けの発行となるが、数ヵ月後に他の地域にも拡大する予定だ。

Linux Foundation
http://linux-foundation.org/