神戸デジタル・ラボ、Webサイト診断用テスト環境の構築サービスを開始

 神戸デジタル・ラボ(本社:神戸市)は2008年12月1日、実システムと同じ環境を構築して、事前にサイトのセキュリティ診断などができる「診断用テスト環境の構築サービス」を開始した。価格は、WebサーバとDBサーバを1台のマシンで構成する「サービスプラン1台パック」で20万円から(別途ProactiveDefense診断価格がかかる)。

 Webサイトのセキュリティ診断サービス「ProactiveDefense」の新メニュー。顧客企業から提供されたWebサーバの環境情報や、DBサーバの環境情報などを使って、同社内に診断用テスト環境を構築。徹底した診断を安全に行えるという。「診断を実施してみたいが、診断によるサービスの停止が心配」「漏洩が怖いので、徹底した診断をやって欲しいが、テスト環境がない」などのニーズに応えた。

 対応サーバOSはWindows ServerとLinux。WebサーバはIIS、Apache。データベースはMySQL、PostgreSQL、Sqlite、Oracle、Microsoft SQL Server。言語はPHP、Perl、Java、.NET。商用ソフトウェアや対応外ソフトの使用、WAFやDBクラスタなど特殊な環境の場合は別途見積もりとなる。

 テスト環境は仮想環境上で構築し、診断終了後には全ての環境を消去する。なお、ハードウェアを別途用意し、診断完了後にそのまま納品する「ハード環境オプション」も用意した。

ProactiveDefense
http://www.proactivedefense.jp/

神戸デジタル・ラボ
http://www.kdl.co.jp/