HDE、ホスティングサーバ管理ツール最新版「HDE Controller 5 ISP Edition」

 HDE(本社:東京都渋谷区)は、Linuxサーバ用ホスティングサーバ管理ツールの最新バージョン「HDE Controller 5 ISP Edition」を2008年6月30日発売する。Red Hat Enterprise Linux 5など最新ディストリビューションに対応し、メールセキュリティ機能などを強化した。価格は15万4560円(1年間サポート付き)から。

 「HDE Controller」シリーズは、Webやメール、DNSなどのサービス設定やユーザー管理、モニタリングまでをWebブラウザ上から操作できるサーバ管理ソフト。このうち「ISP Edition」は1台のサーバマシンで最大300ドメインまで運用管理できるバーチャルドメイン機能を搭載して、ホスティング事業者向けに最適化されている。

 最新版では、新たにRed Hat Enterprise Linux 5とCentOS 5(ともに64bit版含む)を対応ディストリビューションに追加。また、ユーザーから要望の多かったメールとシステムのセキュリティ機能の強化を行った。内容は、submissionポート対応、SMTP over SSL(SMTPS)対応、FTP over SSL対応、サービスのバージョン番号非表示機能など。

 このほか、Webアクセス統計機能も強化。日や時間ごとの統計グラフ表示や、URL別のヒット数ランキング、ファイル数、ページ数、訪問者数、データ転送量表示などができる。

 サポート期間中の既存ユーザーは無償バージョンアップが可能。【鴨沢 浅葱/Infostand】

HDE
http://www.hde.co.jp/