ターボリナックス、高可用性システム構築ソフト「Turbolinux CLUSTERPRO X 2.0」
ターボリナックスは2008年4月30日、クラスタ・ソフトウェアの最新版「Turbolinux CLUSTERPRO X 2.0」の販売を開始した。サーバOS「Turbolinux 11 Server(11S)」に、NECのクラスタソフト「CLUSTERPRO X 2.0」をバンドルしたもので、高可用性システムをワンストップで構築できるという。
「Turbolinux Cluster HA 3.1」の後継製品で、サーバOS・クラスタソフトとも最新版をそろえた。Webやメールなどのエッジ系サーバに最適化した「11S」と、バックエンドシステム向けクラスタソフトをセットで提供することで、インターネットサービスを管理・運用するための高信頼プラットフォームを構築できるという。
また、オプションの遠隔クラスタ機能を強化し、共有ディスク型クラスタを遠隔地間でミラーリングするハイブリッド型運用が可能になった。このほか、障害時の速やかなフェイルオーバーが可能な監視機能やサポートなどのオプションを用意している。
価格は63万円(CLUSTERPRO X 2.0 2CPU、Turbolinux 11 Server 2サーバー)。追加ライセンス1CPUごとに31万5000円。オプションは、ミラーリング機能の「Turbolinux CLUSTERPRO X Replicator 2.0」の価格が21万円、共有ディスク間ミラーリング機能の「Turbolinux CLUSTERPRO X Replicator DR 2.0」が84万円など。【鴨沢 浅葱/Infostand】
ターボリナックス
http://www.turbolinux.co.jp/