米Google:大学生対象のオープンソース・コード記述コンテスト

 米Googleは3月3日(米国時間)、オープンソース・コード記述コンテスト「Summer of Code 2008」の参加受付を開始した。大学生(18歳以上)が対象で、今年で4回目を迎える。学生を支援するオープンソース・プロジェクトの運営団体(メンター)も募集する。

 オープンソース・ソフトウエアの普及促進と、若い開発者の発掘・育成を兼ねたコンテスト。学生は、先に募集・発表されるメンターの中から、貢献したいオープンソース・プロジェクトを選択。メンターの支援を受けながらコードを記述する。

 今年のコンテストでは、学生が準備段階でアプリケーションについてメンターと十分議論してから、コード記述に取りかかれるよう、受付期間を含む全体の日程が延長された。05年から毎年開催され、昨年は学生約900人とメンターのオープンソース団体130余りが参加したという。

 メンターの参加受付は3日~12日で、学生の受付は24日~31日。コンテストは5月26日~8月18日に実施される。優勝した学生には賞金として4500ドル、支援したメンターにも500ドルが贈られる。【高森 郁哉/Infostand】

Google Summer of Code 2008
http://code.google.com/soc/2008/