バッファロー、ローカルディスクとして使えるネットワークストレージ

 バッファローは、iSCSI規格に対応したネットワークストレージ「TeraStation IS」で、縦置きタイプの「TS-IGL/R5シリーズ」と19インチラックマウント対応の「TS-RIGL/R5シリーズ」合計6機種を、2月中旬に発売する。

 「TeraStation IS」はTCP/IPネットワーク上でSCSIコマンドを利用する高速データ通信規格のiSCSIに準拠する。PCまたはサーバーに「iSCSIイニシエータ」をインストールすれば、内蔵型やUSB接続のHDDなどと同様にローカルHDDとしての機能を果たす。複数のボリュームに分割してPCやサーバーに割り当てられるため、1台で複数台のHDDとしても利用できる。

 接続はIPネットワークで、既存のスイッチングハブやルータを利用でき、ネットワーク機器に新たなコストをかけずにストレージの追加が可能。RAID0/1/5/10に対応し、出荷時はRAID5に設定。RAIDメンテナンス機能によって、RAID1/5/10の場合のみ、指定した時刻にリードテストを実施して不良セクタを回復する。スケジュール可能なスナップショット機能で、データのバックアップもできる。

 それぞれのドライブに吸気口を設けるなど効率の良い放熱設計を採用。また、温度センサを搭載し、一定以上の温度に達すると自動でシャットダウンしてシステムを保護する。 税別価格は、縦置きタイプ「TS-IGL/R5シリーズ」の1TBが14万円、2TBが16万円、4TBが29万円。19インチラックマウント対応「TS-RIGL/R5シリーズ」の1TBが15万円、2TBが17万円、4TBが30万円。

バッファロー=http://buffalo.jp/

提供:BCN