トライピークス、組み込みLinuxアプリの起動時間計測ツールを公開

 トライピークス(本社:東京都品川区)は、組み込みLinux向けアプリケーションの起動時間計測ツール「TP TimeMeasure Ver1.0」を2008年1月30日公開した。同社のWebサイトから自由にダウンロードして利用できる。

 アプリケーションプロセスの起動から、任意の計測ポイントまでの時間を計測するツール。計測ポイントは、システムコール、関数、実効アドレスなどを任意に指定でき、複数のポイント指定も可能。

 起動時間に占めるアプリケーションの処理時間の計測ができ、アプリケーションのどの処理がボトルネックになっているのかを特定するのに有効という。こうしたボトルネックに対して、コンサルティングやチューニングなど有料サービスを提供してゆく考え。

 ライセンスにはGPL2を採用し、ソースコードも合わせてダウンロード提供する。対応アーキテクチャはx86およびARM(Thumbモード未対応)。同社では、今後もさまざまなツールを継続的に公開するとしている。【鴨沢 浅葱/Infostand】

トライピークス
http://www.tripeaks.co.jp/