KCCS、設定監査システム「Ecora Auditor Pro.」に月額ライセンスを追加

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS、本社:京都市)は、企業向けコンフィグレーション監査システム「Ecora Auditor Pro.」のライセンス販売に、2008年2月1日から月額ライセンス方式を追加する。料金は1サーバ月額3万1500円から。一時利用したいというニーズに応えた。

 「Ecora Auditor Pro.」は米Ecora Softwareのソフトウェア製品で、エージェントレスでリモートから設定情報を収集し、一元的に管理。セキュリティポリシーと照合して、社内システムが適正な状態にあるかを監査することができる。900種類以上の形式によるレポート機能も備え、WindowsやLinux、UNIX、Cisco、Oracleなど多くのプラットフォームやアプリケーションに対応する。

 KCCSは、これまで永久ライセンスを販売(1サーバあたり価格25万7250円、年間保守料5万1450円)のみを扱ってきたが、SIの納品確認や定期的な監査などで一時利用したいというニーズが多いことから、月額ライセンスを追加した。月額ライセンスのみで年間1億円の販売を目指す。【鴨沢 浅葱/Infostand】

京セラコミュニケーションシステム
http://www.kccs.co.jp/

Ecora Auditor Pro.
http://www.kccs.co.jp/products/auditor/index.html