デジベリー、可視化機能を搭載した大規模ストレージ管理ソリューション新版

 デジベリー(本社:東京都世田谷区)は2008年1月10日、米Intermineの大規模ストレージ管理ソリューションの最新版「FileCensus(ファイルセンサス) バージョン4」の販売を開始した。新たに可視化機能を搭載し、社内ストレージの“見える化”を実現する。ライセンス価格は360万円(税別、想定100ユーザー程度の場合)から。

 SANやNASなど企業内ストレージに保存されるすべてのファイルのメタ情報を管理データベースに集約・管理するソリューション。最新版の新機能「FileCensus スペースマップ」により、社内ストレージの全体のパス階層やファイル容量を可視化して、ストレージ統合計画や増加傾向予測、アーカイブ計画、重複ファイルのクリーンナップなどのデータマネジメントの一元化を実現した。従来はCVSなどの出力をもとに、管理者が別途分析・予測を行う必要があった。

 このほかにも、管理コンソールでのJavaの採用、日本語を含む多言語対応、エージェントレスまたはエージェント使用の選択などで、管理・運用を、より容易にした。処理速度は従来比で約60%高速化し、数千万ファイル、数千サーバに対応した。初年度100社の導入を目指す。【鴨沢 浅葱/Infostand】

デジベリー
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Intermine
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FileCensus
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