米MS:米Viacomとコンテンツ配信や広告などで提携

 米Microsoftは12月19日(米国時間)、米エンターテインメント大手のViacomと、コンテンツ配信、広告、イベントプロモーションなど広範囲にわたって長期提携したと発表した。提携の詳細は公表していないが、最初の5年間で約5億ドル相当の事業規模になる見込みという。

 コンテンツ配信では、Viacomが映画やテレビ番組などのコンテンツをMicrosoftに提供し、Microsoftは「MSN」や「Xbox 360」で配信する。Viacom傘下のMTV Networks、コメディ専門チャンネルのComedy Central、映画会社のParamount Picturesなどの映画や番組が対象。

 広告では、Microsoftの広告配信プラットフォーム「Atlas」の機能を提供する。また、Microsoftは5年間にわたって、Viacomのウェブサイトのディスプレイ型広告枠在庫の提供を受け、自社広告サービスで販売する。

 このほか、MTVなどのイベントプロモーションで両社が協力。ViacomはMicrosoftの“カジュアルゲーム”の提供パートナーにもなる。【高森 郁哉/Infostand】

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