ASUSTeK、低価格ノート「Eee PC」を2008年2月上旬に日本発売 5万円程度

 台湾ASUSTeK Computerは2007年12月18日、フラッシュディスクをストレージに採用した低価格ノートパソコン「Eee PC」を2008年2月上旬に日本国内で発売すると発表した。日本版はWindows XPの搭載を検討しており、価格は5万円程度になるとしている。

 非営利団体OLPC(One Laptop per Child)の“199ドルPC”「XO」に対抗する形で製品化された低価格ノートパソコン。「COMPUTEX TAIPEI 2007」で公開したあと、10月から順次、台湾、北米で発売しており、日本にも約4カ月遅れで上陸する。

 「Easy to Learn, Easy to Work, Easy to Play」がコンセプト。ASUSTeKの仕様によると、7型WVGA(800×480ドット)液晶ディスプレイと、インテル製CPUを搭載。ワイヤレス接続機能を備え、重さは0.92kg。価格は、メインメモリーやストレージなどの違いで、200ドル台から400ドル程度まである。

 OSにXandrosベースのカスタムLinuxを採用したことでも話題となったが、日本発売モデルについては、Microsoftが提供するフラッシュディスク向けカスタム版のWindows XPを検討しているという。具体的な仕様については未定で、決まり次第発表するとしている。【鴨沢 浅葱/Infostand】

ASUSTeK Computer
http://www.asus.co.jp/

Eee PC
http://eeepc.asus.com/