Linux用Skypeに1.4ベータ版が登場
Linux用Skype 1.4が5か月のテスト期間を経てリリースさされた。多数のバグ修正と新機能を伴う正式なベータ版であるため、開発者らはこれを推奨リリースと呼んでいる。
Linux用Skypeは、Ubuntu、Fedora 6および7、Debian、MEPISなど8つのディストリビューションで利用できる。システム要件は、256MB以上のメモリ、20MB以上のディスク空き容量、400MHz以上のプロセッサ、Qt 4.2.1、D-Bus 1.0.0となっている。
今回のリリースがPanacea(万能薬の意)というコードネームになっているのは、Linux用Skype 1.3の多数の問題が“治癒”されているからだ。その他の改良点は次のとおり。
- コール画面においてキーボード/キーパッドによるDTMF入力に対応
- ファイル共有、連絡、チャットにおいてドラッグアンドドロップに対応
- 「Add People」「Send File(s) to Chat」「History」「Leave Chat」の各ボタンを備えたチャットツールバー
- 自動ミキサー調整を有効/無効化するオプションが追加されたサウンドデバイス画面
- 各種コマンドライン・スイッチ
- ファイル転送メニュー
速報記事ではマイクの動作に関するいくつかの問題が報告されているが、少なくとも1つの解決策がすでに見つかっている。