GMOインターネット、サーバー各種設定を代行し負担を軽減したVPSサービス

 GMOインターネットは7月18日、レンタルサーバーサービス「まるごとserver」で、VPS(Virtual Private Server)の拡張性能を効果的に活用し、サーバー運用負荷を大幅に軽減するVPSサービス「VPLシリーズ」の提供を開始したと発表した。

 「まるごとserver」は、サポートを重視した専用サーバー/VPSサービス。今回の「VPLシリーズ」では、アプリケーションのインストールや各種設定作業を代行する「設定代行サービス」を提供。これにより、専門の知識を持たないユーザーでも、システム運用の業務負担を軽減しながら、VPSの高い拡張性能を生かした効率的なウェブサイトの運営を実現できる。

 また、ブログ構築ツール「Movable Type」やネットショップ構築ツール「EC-CUBE」、SNS構築ツール「OpenPNE」など7種類のアプリケーションの中から、利用したいものだけを簡単にインストールすることが可能。プリインストール型とは異なり必要なものだけをインストールするため、余計なサーバーリソースを使用することがない。複数ドメイン(サイト)を1台のサーバーでまとめて運用・管理でき、コスト削減と管理負担の軽減も図れる。

 先進的なVPSテクノロジーの採用で、CPU・メモリ・プロセス数などのハードウェアリソースをユーザーごとに適切に配分でき、常に快適なサーバー稼働を実現。企業用OS「Red Hat EnterpriseLinux」と最大40GBの大容量HDDを搭載し、最大20個までIPアドレスを増設できるなど、サーバーの基本性能も大幅に向上した。

 「VPLシリーズ」では、ディスク容量10GBでIPアドレス最大5個の「VPL-100」、ディスク容量20GBでIPアドレス最大10個の「VPL-200」、ディスク容量40GBでIPアドレス最大20個の「VPL-300」の3つのプランを提供する。IPアドレスは通常1個で、それぞれ上限値まで増設できる。価格は初期設定費用がいずれも2万9400円。月額料金は「VPL-100」が1万4700円、「VPL-200」が2万6250円、「VPL-300」が4万950円。

GMOインターネット=http://www.gmo.jp/
「まるごとserver」=http://www.marugoto-server.jp/
「VPS」=http://www.marugoto-server.jp/service/vps/

提供:BCN