ソフォス、統合メールセキュリティアプライアンスのエントリーモデル

 ソフォス(アラン・ブロデリック社長)は、統合メールセキュリティアプライアンス製品のラインアップを強化し、1時間に2万通のメールに対応するエントリーモデル「ES1000」を発売した。価格は200ユーザーが3年間利用する場合で税別167万9000円から。

 ウイルスやスパムなどのセキュリティ脅威をメールゲートウェイで阻止すると同時に、セキュリティポリシー遵守を実現するアプライアンス製品。シンプルなハードウェア構成のエントリーモデルだが、中規模向けの「ES4000」で提供されているハートビートモニタリング(常時監視システム)など運用管理を軽減する機能を備え、高度なセキュリティ対策機能を実現できる。

 ハートビートモニタリング機能では、数十種類以上の内蔵センサーでシステムのステータスを常時監視し、ハードやOSに問題が発生したり、最新のウイルス定義ファイルやスパムルールの自動アップデートが正常に行われなかった場合に、ソフォスとシステム管理者に通知する。また、ソフォスのテクニカルサポートのエンジニアが直接、安全にリモートログインして問題解析を行う「リモートアシスタンス機能」なども搭載し、システムやセキュリティ機能の停止を防止する。

 このほか、悪意のあるプログラムのパターンや特性を抽出し、スパムやウイルス亜種を検知する独自のGenotype(遺伝子型)脅威検知技術や、新種のマルウェアも阻止するBehavioral Genotype Protection(振る舞い検出型Genotype検知)によって、未知の脅威や不要なコンテンツを高精度に検知する。

ソフォス=http://www.sophos.co.jp/

提供:BCN