日本BEA、Web2.0に対応した統合ソフト3タイトルを今夏に発売

 日本BEAシステムズ(日本BEA、廣川裕司社長)は5月18日、Web2.0対応の企業向け統合ソーシャル・コンピューティング・ソフト「BEA AquaLogic Pages」「BEA AquaLogic Ensemble」「BEA AquaLogic Pathways」を発表した。07年夏の出荷を予定している。

 「BEA AquaLogic Pages」は、Wikiやブログ、データ駆動型のコラボレイティブなウェブアプリケーションなどをユーザーが作成することができるソフト。IT部門では、中核の基系システムが必要とする管理とガバナンス・コントロールを実現する。

 「BEA AquaLogic Ensemble」では、アプリケーションやコンポーネント、ウィジェット、プログラマブル機能など、多様なウェブリソースを管理すると同時に、それらのリソースを既存のウェブアプリケーションや新たな開発者のマッシュアップによって統合することができる。

 「BEA AquaLogic Pathways」は、企業内のコンテンツを個人やコラボレイティブで管理できるソフト。企業のIT部門では、リサーチ・データベースからエキスパート・ロケーション・システムまでをカバーする検索駆動型アプリケーションの構築用プラットフォームとして活用できる。

 また、精度の高い検索機能を備えており、ユーザーが重要で関連性のあるコンテンツや人を直接探し出すことができる。コンテンツや人にタグを付けることで、自分に意味があるようにソフトの項目に説明を加えることができる。

日本BEAシステムズ=http://www.beasys.co.jp/

提供:BCN