dit、Celestix社製のSSL-VPNアプライアンスサーバー

 ディアイティ(dit、下村正洋社長)は4月19日、安全にリモートからビジネスアプリケーションにアクセスするためのSSL-VPN機能を搭載したアプライアンスサーバー「WSAシリーズ」を6月に発売すると発表した。

 「WSAシリーズ」は、シンガポールのCelestix Networks社(Celestix)製のアプライアンスサーバーで、Whale Communications社の「e-Gap」をベースとした「Microsoft Intelligent Application Gateway(IAG)2007」を搭載。Microsoft Forefrontファミリーの「ISA Server 2006」と「Windows Server 2003」もプリインストールする

 Exchange ServerやSharePoint、Dynamicsなどのビジネスアプリケーションへのポリシーに基づくアクセス設定をブラウザ経由で簡単に設定でき、短時間でのSSL-VPNの導入が可能。また、マイクロソフト社のアプリケーションのほか、SAP、IBM Domino、Lotus Notesなど、多数のサードパーティのビジネスアプリケーション向けにカスタマイズした詳細なアクセスポリシーやセキュリティ機能も装備する。

 税別価格は、対象ユーザー数1000まで、最大同時接続数200までの「WSA 3000」が140万円、対象ユーザー数2500まで、最大同時接続数500までの「WSA 4000」が185万円、対象ユーザー数5000まで、最大同時接続数1500までの「WSA 6000」が320万円。それぞれ10ユーザーのライセンスをバンドルする。また同社は、一般企業、学校、官公庁、自治体をターゲットに、初年度100台の販売を見込んでいる。

ディアイティ=http://www.dit.co.jp/
「WSAシリーズ」=http://www.dit.co.jp/product/security/wsa_series/

提供:BCN