Vista:導入済みは3%、79%がXPのまま 米調査

 調査会社の米Harris Interactiveは4日(米国時間)、米国のインターネット利用者に使用しているOSを尋ねたところ、79%が「WindowsXP」で、「Vista」導入済みは3%にとどまったと発表した。3月前半時点のデータ。Vistaは1月末から消費者への販売が始まったが、浸透には時間がかかりそうだ。

 18歳以上の2223人にアンケートを実施。「Windows 98」を使い続けている人は5%、「Me」は3%だった。「95」は0.5%未満。米アップルの「Mac OS X」は5%、「Mac OS 9」は0.5%未満だった。

 Vista未導入の人に、Vistaを知っているかどうか質問すると、14%が「よく知っている」と回答。73%が「少し知っている」と答え、認知度は高まっていた。しかし、Vistaを知っていても、1年以内に「乗り換える」と答えた人は12%にとどまり、67%は「乗り換えない」と回答、「分からない」が20%だった。【南 優人/Infostand】

Harris Interactive
http://www.harrisinteractive.com/