日立ソフト、内部統制文書化を支援する「iGrafx」対応のテンプレート

 日立ソフトウェアエンジニアリング(日立ソフト、小野功社長)は2月15日、日本版SOX法への対応ツールとして、「iGrafx FlowCharter 2006 SOX+」に対応した業務フロー、リスクコントロールマトリクス(RCM)、業務記述書のテンプレート「内部統制テンプレート/JSOX」を発売したと発表した。

 「内部統制テンプレート/JSOX」は、日立製作所の文書化作業を支援するテンプレート集で、日立グループの米国SOX法対応で培ったノウハウを集約し、内部統制整備に必要な文書化の事例を製造・流通業向けにまとめたもの。このテンプレートは、全般統制編、業務統制編、IT全般統制編、英語版の4編で構成。従来、業務統制編はExcel版のみだったが、新たにiGrafx対応版を追加した。

 「iGrafx」版の業務統制テンプレートは、iGrafxを使用して文書化作業を行う企業で、各プロセスの業務フロー、RCM、業務記述書を作成する際の記載例として活用できる。また、iGrafxのフローチャートの作図機能や業務フロー、RCM、業務記述書のデータ連携機能などの特長を生かし、内部統制における文書化作業を効率的に行える。

 「内部統制テンプレート/JSOX」の税別価格は、文書化テンプレート全般統制編(Excel版)が150万円、業務統制編(Excel版)が350万円、業務統制編(iGrafx版)が350万円、IT全般統制編(Excel版)が200万円、英語版(Excel版)が200万円。

日立ソフトウェアエンジニアリング=http://hitachisoft.jp/

提供:BCN