B-EN-G、日本オラクルをはじめ10社と内部統制推進ソリューションで提携

 東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G、千田峰雄社長)と日本オラクル(新宅正明社長)は10月16日、企業の内部統制対応推進ソリューションで提携し、支援するワンストップソリューション「CONTROL2006」を発表した。

 2社では、システム連携を含めたトータルで実践的な内部統制を実現するため、さらに住商情報システム、日立ソフトウェアエンジニアリング、三菱電機インフォメーションシステムズなどIT企業9社と提携。B-EN-GのERPシステム「MCFrame」と提携企業のソリューションをオラクルの包括的ミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware」のSOA基盤と連携し、共同で営業活動を展開していく。

 具体的には、日本オラクルが「Oracle Fusion Middleware」のSOA基盤「Oracle BPEL Process Manager」を各社のソリューション連携の中軸として提供。連携プロセスの可視化を「Oracle Business Activity Monitoring」で行うことで、業務処理統制を満たす業務プロセスの実装環境を構築する。データベース自体を安全な環境とする技術の実装、「Oracle Database Vault」で特権ユーザーのアクセスコントロールを行うことで、セキュリティ向上も実現した。

 さらに、各社のソリューションのユーザー情報/権限情報を「Oracle Identity Manager」と「Oracle Access Manager」で統合管理することで、異なるソリューションでもシームレスな連携と適切な権限を保つ安全なソリューション利用環境を作り上げた。

 「MCFrame」と接続する製品は、インサイトテクノロジーの「PISO」、インフォファームの「InfoFarm 戦略箱」、ウイングアーク テクノロジーズの「Super Visual Formade(SVF)(RDE)」、エス・エス・ジェイの「SuperStream」、住商情報システムの「ProActive E2」、ディサークルの「POWER EGG」、日本オラクルの「Oracle BPEL Process Manager」「Oracle Business Activity Monitoring(BAM)」「Oracle Identity Manager」「Oracle Access Manager」「Oracle Database Advanced Security Option(TDE)(VPD)」「Oracle Database Vault」、日立ソフトウェアエンジニアリングの「秘文」「静紋」、フレームワークスの「iWMS」、三菱電機インフォメーションシステムズの「TOOLMASTER/IC」。

 B-EN-Gでは今回の提携について、11月10日に開催する「MCFrame フォーラム2006」で、提携各社のソリューションと連携したデモンストレーションを交えて具体的に紹介する予定。

東洋ビジネスエンジニアリング=http://www.to-be.co.jp/
日本オラクル=http://www.oracle.co.jp/

提供:BCN