SBテクノロジー、オープンソースCRM販売のケアブレインズと資本提携
「SugarCRM」は米SugarCRM社が中心となって開発しているオープンソースCRMソフトの商用版。ケアブレインズが日本語化して国内販売している。CRM、SFA(Sales Force Automation)を中心とする業務管理機能を備え、「Sugar Enterprise」「Sugar Professional」「Sugar Open Source」の3つの製品群で構成される。
業務提携では、ソフトバンク・テクノロジーがSugarCRMの販売代理店となるほか、両社でSugarCRMをベースとしたコンタクトセンター、携帯電話CRM、ASPによるCRM展開など広範なソリューションを共同開発してゆく。
また、ケアブレインズが8月に実施した第三者割当増資1億4400万円のうち、ソフトバンる。これによってケアブレインズの新資本金は1億4168万円となる。
ソフトバンク・テクノロジーによると、OSから業務アプリケーションまでの全てのレイヤでオープンソース化が加速しており、システム構築業務が、オープンソースによる各種ソリューションを組み合わせて付加価値を与えるビジネスモデルに転換しつつあるという。
また、ケアブレインズは10月10日、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL、本社:川崎市)との販売代理店契約も発表した。販売は10月16日から。今後も他のベンダーへの代理店契約の拡大を計画しており、SugarCRMの拡販を目指す。【鴨沢 浅葱/Infostand】
ソフトバンク・テクノロジー
http://www.tech.softbank.co.jp/
ケアブレインズ
http://www.carebrains.co.jp/
富士通SSL
http://www.ssl.fujitsu.com/