日立、エンタープライズUNIXサーバーにPOWER5+搭載のハイエンドモデル

 日立製作所は8月22日、エンタープライズサーバー「EP8000」シリーズを拡充し、IBMの最新CPU「POWER5+」を搭載したハイエンドモデル「EP8000 595」POWER5+搭載モデルと、「EP8000 590」POWER5+搭載モデルを8月24日に発売すると発表した。

 「EP8000シリーズ」は、IBMのUNIX OS「AIX 5L」を搭載したUNIXサーバー。高い処理性能と仮想化機能を搭載しており、「EP8000 595」はCPUをSMP構成で最大64wayまで、「EP8000 590」は最大32wayまで搭載できる。

 今回、この「EP8000 595」と「EP8000 590」に、POWER5+搭載モデルを追加。最新CPUを採用することで、「EP8000 595」は、現行のPOWER5搭載モデルに比べトランザクション処理で最大約25%、「EP8000 590」では最大約30%の性能向上を実現したという。

 あわせて、1Uサイズのエントリーモデル「EP8000 505」にも、POWER5+搭載モデルを追加し、ハイエンドからエントリーまで、すべてのモデルにPOWER5+搭載モデルをラインアップした。また、エントリーモデル「EP8000 550Q」「EP8000 550」「EP8000 520Q」「EP8000 520」にプロセッサ動作周波数を向上したエンハンスモデルを追加した。

 価格は、「EP8000 595」が1億5962万円から、「EP8000 590」が9034万円から。いずれも11月20日から出荷開始する。

日立製作所=http://www.hitachi.co.jp/
「EP8000シリーズ」=http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/EP8000/

提供:BCN