ネットワンとNSAT、情報資産運用とセキュリティを支援するセンターを開設

 ネットワンシステムズ(澤田脩社長)は8月10日、ネットワークサービスアンドテクノロジーズ(NSAT、市川勝敏社長)と共同で統合運用サービスを提供する「エキスパートオペレーションセンター(XOC)」を開設したと発表した。

 「XOC」は、ネットワーク、サーバー/ストレージ、IP電話など、物理的な設置場所や形態、機能が異なる顧客の情報資産の運用とセキュリティの維持を、IPネットワークを利用してネットワンシステムズが代行する運用サービス拠点。顧客のシステムを監視し、緊急時には全国163箇所のサービス拠点と保守部材のデリバリー、オンサイト保守などのサポートを連携させ、システムの安定稼動を図る。

 両社は、「XOC」内に既存のネットワークオペレーションセンター(NOC)に加え、統合的なセキュリティサービスを提供するセキュリティオペレーションセンター(SOC)を開設した。さらに、11月にVoiceオペレーションセンター(VOC)と07年3月にサーバー/ストレージオペレーションセンターを開設する予定。

 8月1日に開設したSOCでは、ネットワンシステムズのネットワーク技術を活用し、セキュリティ設計・実装から、監視・管理のオペレーション、インシデントレスポンス、リスク分析までトータルなセキュリティサービスを提供。Syslog監視サービスや、ウィルスモニタリングサービスなど、さまざまなサービスを順次提供していく。

ネットワンシステムズ=http://www.netone.co.jp/
ネットワークサービスアンドテクノロジーズ=http://www.nsat.co.jp/

提供:BCN