JFK図書館:文献、資料をデジタル化してネット公開

 米マサチューセッツ州ボストンのジョン・F・ケネディ大統領図書館は9日(米国時間)、所蔵する全資料をデジタル化し、ネット上で世界に向けて公開する計画を発表した。全米11の大統領図書館で初めての試み。

 デジタル化の対象は、故ケネディ大統領関連や直筆文書約840万ページ、ケネディ政権の関係者と同時代の米国史に関連する個人文書が計約4000万ページ、さらに40万枚の写真、9000時間分の音声記録、750万フィート(約230万メートル)分のフィルム映像、1200時間分のビデオなど。

 米EMCが技術面で支援し、10年以上かけて行う。同社は、ソフト/ハード、テクニカルサポート、サービスなど総額約100万ドル相当を提供するとしている。【高森 郁哉/Infostand】

EMCの発表
http://www.emc.com/news/emc_releases/showRelease.jsp?id=4439

ジョン・F・ケネディ大統領図書館
http://www.jfklibrary.org/