Linux勧告ウォッチ - 2006年1月20日(金)
IPv6のVoIP向けTCP SYNフラッド攻撃対策(パートV)
著者:Suhas Desai
この文書では、IPベースネットワークに対するネットワークベースDoS攻撃について論じ、分析する。このような攻撃はSYNフラッド攻撃と呼ばれている。この手口では、攻撃者は、標的のマシンの偽装アドレスを発信元とするTCP接続要求を大量に送信する。これらの要求に応じてターゲットのホストでデータ構造が生成されてリソース不足を招き、正当なアクセスが拒否されることになる。
7. 結果分析
7.1 L4-7のセキュリティとコンテンツネットワーキングテストの最も強力で柔軟なソリューションを以下のものについて立証
- ファイアウォール、エッジルータ、セッションコントローラ、プロキシ、IDS/IPS、VPNコンセントレータ
- サーバ、コンテンツ・スイッチ/キャッシュ、ロードバランサ、SSLアクセラレータ
7.2 統合DHCP、IPSec、PPPoE、802.1 xsにおける実際のVoIP呼(H.323とSIP)の混合
- 実際的なテスト、高速セットアップ、スクリプティング不要
7.3 IPv6、IPsecv6、VLAN、SNMPの統合サポート – 次世代デュアルスタック・デバイスの迅速なテスト、および管理水準のストレス試験の同時実施
7.4 実際的な混合アプリケーショントラフィックの作成(各テストインタフェースでのH.323/SIP/RTSP/SNMP/メッセージング、DoS/スパム/ウイルス攻撃)、150種以上の測定基準で対応
8. 結論
この文書では、ネットワークベースDoS攻撃であるSYNフラッド攻撃について論じ、分析した。IPv6/IPv4コンフィグレーションにおけるVoIPアプリケーションのアプリケーションパフォーマンス検証と、接続指向ネットワークにおけるTCP SYNフラッド攻撃に対する、実践的な対策について詳細な分析を示した。
安全でスケーラブルで可用性の高いIPV6サービスをDoS攻撃から保護し、VoIPパフォーマンスを維持するには、ここで紹介した手法を使用することでより優れた結果が得られる。また、TCP接続でのスパムやウイルスによる攻撃に対しても、MoonV6のネットワークテスタ手法が有効であることがわかった。
9. 謝辞
Zlata Trhulj氏によるIPv6サービスとネットワークテスタ手法のデザイン資料(2005年5月25日バージニア州レストンでのCoalition Summit for IPv6で提供された資料)を参考にした。Trhulj氏に感謝する。
記事全文:
http://www.linuxsecurity.com/content/view/121205/49/
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