秋葉原のFirefox CD配布イベント、その後

Ar-氏のirc発言で 秋葉原でのイベントを「失敗」と考える人の見解の一つを見て思ったことというおそらくMozilla界隈の方のブログエントリと、そのブログが参照しているSlashdpt Japanのコメントを読む。どうやら先週末の Mozilla Japan、メイドも登場のFirefox街頭プロモーションを秋葉原で実施(OTP記事)に絡んでのことのようだ。

まあ、私はテレビは見ないし、雑誌も読まないし、ということで世間の流行や常識からはかなり掛け離れている自信があるが、当然のようにメイドがどの程度がどんなターゲットに流行ってるのかとか、どういう状況で使われるものかすらよく分からない。ただ、それでもメイドスタイルがある程度のターゲットに受け入れられていることは何となく分かるし、あのスタイルでCDを配布すればそれなりのニュースバリューはあると素直に思った。この時点でキャンペーンとしてはまずまずと言えるのではないかな?

今回配ったCDはたった6000枚。IEと張り合うレベルでの普及という意味ではまったく数字にならない量だけども、リアルな場でこれだけ配りきったというのは上出来である。コスト対比でどれだけ効果的にアピールできたかという点については、今回の経費をYahoo!のバナーや雑誌広告にでも使えば一瞬で過ぎ去ってしまうだろう。それを考えればかなりお得であるような気がしてならない。世の中にはどんなに頑張ってもどんなにコストをかけてもどこにも取り上げられない製品のほうが多いということを知ったほうがいい。

それにしても何だろう。Mozilla界隈を見ていると何でこんなにアツいのだろうかと感心してしまう。やりたいことだけやってりゃラクなんだけどなぁ、と素直に思う。けど、10年前のLinuxユーザコミュニティにもこんな感じはある程度あったかな。