オープンソースの写真管理ソフト「digiKam 7.7」が公開

 オープンソースのデジタル写真管理ソフトウェア「digiKam」開発チームは6月24日、最新版となる「digiKam 7.7.0」が12月11日に公開された。

 digiKamはオープンソースの写真編集・管理アプリケーション。写真とRAW画像のインポート、管理、編集、共有ができ、動画のカタログも可能。Exiv2ライブラリをサポートし、タグ、評価、ラベルなどにより分類できる。Linux、macOS、Windowsで動作する。 digiKam 7.7は3月に公開されたバージョン7.6に続く最新版。7系は2020年7月に初公開された。

オリンパスのデジタル一眼カメラ「Olympus OM-1」を新たにサポートした。1180以上のRAWカメラをサポートし、次世代の画像フォーマットとされるAVIF(AV1 Image File Format)とJPEG-XLイメージコンテナのサポートも強化した。iPhoneのHEIFイメージコンテナのサポートを改善したシステムライブラリを優先させ、古いlibheifおよびlibde265コーデックを削除した。 KDE Frameworkが5.95にアップデートされ、多数のバグを修正した。Librawソースコードベースの内部RAMプロセッサも最新のスナップショット(2022-06-17)になった。WindowsとMacOSバンドルがQt 5.15 LTSベースとなった。当面Qt 5ベースを継続するがQt6への対応の準備も進めているという。

digiKam
https://www.digikam.org