CUPS Printer Applicationsフレームワーク「PAPPL 1.2」、日本語を含むローカライズをサポート
Linux/UNIX向けIPPベースのプリント技術を開発するOpenPrintingは5月15日、CUPS Printer Applications開発向けフレームワークの最新版「PAPPL 1.2.0」を公開した。
PAPPLはCUPS Printer Applications開発のためのCベースのライブラリ。LPrintとGutenprint Printer Applicationをサポートする目的で開発したが、任意のプリンター、ドライバーをサポートする汎用性を備える。プロジェクトは、Linux/UNIX向けのプリンタードライバーCUPSを創始したMichael Sweet氏が開始した。2020年に公開した初の正式版、PAPPL 1系の最新版。
ローカライズをサポート、日本語を含む6言語をベースローカライゼーションとしてサポートした。IPP(Internet Printing Protocol)のサポートを拡充した。OpenSSL/LibreSSLのサポートが加わった。 システムのシャットダウンをトリガーするAPIが加わり、libcups3との互換性など不具合も修正した。macOSで、メニューバーアイコン/メニューの追加など細かな強化が加わった。