「GitLab 14.10」が公開

 GitHubは4月22日、Gitリポジトリを中心としたソフトウェア開発支援ツールの最新版「GitLab 14.10」を発表した。

 GitLabはGitをベースにソースコード管理機能やコードレビュー、パッケージ管理、ユーザー管理、包括的なCI/CDツールチェーンといった機能を備えるDevOpsプラットフォーム。オープンソースで提供されている無償版と有償版がある。GitLab 14.10は2021年6月に公開されたバージョン14系の最新版。

 無償版の機能としては、バージョン13.10で導入したRed Hat OpenShift向けのGitLab Runner Operatorを強化したGitLab Runner Operator v1.7.0を導入、OpenShift以外のKubernetesクラスタでも自動化・管理機能を利用できるようになった。GitHubからのインポートを強化し、インポート先のデフォルトがインポートをスタートしたGitLabグループの名前空間となった。タグのパイプラインスケジュール作成がAPIを用いることなく、UI内で完了するようになった。有料版では、コンプライアンスレポートの強化、グループにおける監査イベントのストリーミングUIなどの機能が加わっている。

 プロジェクトチームは同日、パイプラインでジョブを実行するためのエージェントであるGItLab Runner 14.10もリリースした。

オランダGitLab
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