Arch Linuxベースの「EndeavourOS Apollo」が公開
EndeavourOS開発チームは4月8日、Arch LinuxベースのLinuxディストリビューションの最新版となる「EndeavourOS Apollo」を公開した。 EndeavourOSはArch Linuxベースのディストリビューションで、2019年のAntergosの終了を受けて立ち上がったプロジェクト。デスクトップ環境はKfce、GNOME、KDE Plasmaなどをサポートし、x86_64上で動く。Apolloは2021年末に公開されたAtlantisに続く最新版。
新しいウィンドウマネージャ「Worm」を導入した。Nimで作成されX11をベースとする。現時点ではWayland版は予定していないという。軽量で、floatingとtiltingの両方のモードで動く。インストーラーを強化し、GitHubやGitLabに依存することなくインターネットのチェックを行うようになった。カスタムEOSモジュールヲカキナオシ、Calamaresとの統合を改善した。ライブ環境でBluetoothが有効となり動作を確認できるようになった。btrfsインストール向けのファイルにも圧縮を適用した。
また、FirewallDが有効になった。EOS-quickstartとして、インストール時にアプリを選択できるようになった。EndeavourOS-packages-listsに代わってEOS-packagelistを導入、パッケージのリストに容易にアクセスできるという。
nvidia-installer-dkmsが新しくNvidia-inst(ベータ)として加わった。Nvidiaドライバーのインストールを支援するコマンドラインツールで、Bumblebee、Primeといったハイブリッド設定もサポートする。 このほかにも細かな機能が加わっている。
EndeavourOS
https://endeavouros.com