「digiKam 7.4」が公開

 オープンソースの写真管理ソフトウェア「digiKam」の最新版となる「digiKam 7.4.0」が12月11日に公開された。

 

digiKamはオープンソースの写真編集・管理アプリケーション。写真とRAW画像のインポート、管理、編集、共有ができ、動画のカタログも可能。Exiv2ライブラリをサポートし、タグ、評価、ラベルなどにより分類できる。Linux、macOS、Windowsで動作する。  digiKam 7.4は7月に公開されたバージョン7.3に続く最新版。

 Motion JPEGストリームサーバーでネットワーク上のアイテムを共有できるツールが加わった。  イメージエディタShowfotoも改善し、ローカルにあるファイルシステムから画像を見ることができるフォルダービューを展開するサイドバーが新たに加わった。フォルダービューのほか、お気に入りをホスティングするスタックビューも展開できる。  データベースでは、ローカルにあるSqliteサムネイルデータベースとリモートにあるMySQLデータベースの設定を分離などの強化が加わった。  画像の品質を3段階でラベル付けするImage Quality Sorterツールも強化した。タイトルのタグで、Advanced Metadataの読み込み/書き出しオプションも加わった。

 このほか、新しいカメラのサポートを始め、多数の細かな強化やバグの修正が加わっている。

digiKam
https://www.digikam.org/