zipアーカイブ管理の「libzip 1.8.0」が公開、Zstd圧縮をサポート

 zipアーカイブ管理のlibzip開発チームは6月18日、最新版となる「libzip 1.8.0」を公開した。Zstd圧縮のサポートなどが加わった。

 libzipはzipアーカイブの読み込み、生成、修正などの処理ができるCライブラリ。三条項BSDライセンスの下で公開されている。libzip 1.8は2020年6月に公開されたバージョン1.7に続く最新版。

 Zstd(Zstandard)形式での圧縮が可能になった。また、LZMA(ID14)圧縮もサポートした。zip_source_zip()の変種としてzip_source_zip_create()、それにzip_source_window_create()が加わったzipアーカイブやディレクトリを比較するzipcmpも強化し、アウトプットの改善に加えて、ディレクトリ比較時に空のディレクトリも対象とするようになった。一貫性チェックエラーでより多くの情報を表示するようになった。このほか、細かな強化が加わった。

libzip
https://libzip.org