「LibreOffice 7.1.4 Community」が公開、Windows 7以降をサポート

 The Document Foundation(TDF)は6月10日(ドイツ時間)、オープンソースのオフィスソフトウェアの最新版「LibreOffice 7.1.4 Community」公開を発表した。  LibreOffice 7.1.4 Communityは、2020年に初版が公開された7系の最新のポイントリリース。

 合計で約80のバグ修正が加わった。このうちの20%は「Microsoft Office」のファイル形式(DOCX、XLSX、PPTX、およびDOCs)との互換性に関するものという。例えば、DOCXファイルを開いた後でハングする不具合などが修正されている。このほかには、WIndows向けで最小要件がWindows 7からとなった。

 LibreOfficeの開発母体であるThe Document Foundation(TDF)は、バージョン7.1より個人向けのCommunityと法人向けのEnterpriseと分けている。Enterpriseはエコシステムパートナーが提供し長期サポートオプションやサービス品質保証(SLA)のあることから、企業での利用に対してはEnterpriseを強く推奨している。

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