「OpenIndiana 2021.04」が公開

 OpenIndianaプロジェクトは5月1日、最新版となる「OpenIndiana Hipster 2021.04」の公開を発表した。

 OpenIndianaは、米Sun Microsystems(米Oracleが2009年に買収)の「Solaris」のオープンソース版である「OpenSolaris」由来のプロジェクト。OpenSolarisはその後Illumosとなり、OpenIndianaはIllumos Foundation傘下にある。OpenIndiana HipsterはOpenIndiaの開発ブランチでローリングリリースモデルをとり、年に2回スナップショットを公開する。OpenIndian 2021.04は、2020年11月に公開されたOpenIndiana Hipster 2020.10に続く最新版となる。

 これまで1バージョンのみだったNvidiaドライバーを拡充し、nvidia-390.141をデフォルトに、nvidia-460.67、nvidia-340.108などもサポートした。コンパイラでは、gcc-7、gcc-8、gcc-9、gcc-10でパッチを当て、-fstack-protectorでillumos libc SSP実装を用いるようになった。openssl-1.1.1が加わり、いくつかのパッケージでopensslを利用できるよう新しいバージョンにアップデートした。一方で、まだopensslサポートのプロセスは完了しておらず、新しいインターフェイスでは機能しないものもあると留意している。

 Pythonはpython-37/python-39となり、関連するパッケージのアップデートを進めている過程だという。このほか、ffcron-3.3.0、libsigc++3 3.0.6、nodejs-16.0.0、re2c 2.0.3、wine 4.17も加わった。削除されたパッケージは、couchdb-21、libcouchbase、percona-server-56、php-70および拡張。Firefoxは最新のESRバージョンである78.10.0に、Thunderbirdは78.9.1にアップデートした。FirefoxとThunderbirdは開発リソース不足で前バージョンでアップデートできなかったという経緯があり、リクエストが多かったとのこと。このほか、多数のパッケージがバージョンアップしている。

OpenIndiana
https://www.openindiana.org