exFATサポートが加わった「GParted 1.2.0」が公開

 ディスクパーティション管理「GParted」開発チームは1月25日、最新版となる「GParted 1.2.0」を公開した。exFATのサポートが目玉となる。

 GPartedはGNOME Partition Editorの略で、グラフィカルなUIを使ってディスクパーティションを管理できる。パーティションのサイズ変更、複製、移動などをデータを損失することなくできる。btrfs、ext2/3/4、fat16/32など多数のファイルシステク方式をサポートし、x86およびx86_64ベースのLinux、Windows、macOSで動かすことができる。GParted 1.2は、2020年1月に公開されたバージョン1.1に続く最新版。

 最大の特徴は、exFAT形式のサポート。exFATのユーザー空間ツールexfatpogsを使ってexFATを扱うことができる。このほか、署名を削除時に/dev/DISKでudevの変更を待つようになった。存在しないSystemd \xe2\x97\x8f.serviceをマスクしようとする不具合も修正した。dosfstoolsユーティリティの最小要件が3.0.18となるなど、細かな強化が加わっている。

 GParted 1.2はプロジェクトのWebサイトより入手できる。ライセンスはGPL v2以上。

GParted
https://gparted.org