CentOS Project、RHEL 7.9互換の「CentOS Linux 7(2009)」公開
Red Hat Enterprise Linux(RHEL)互換のLinuxディストリビューション「CentOS」の開発チームは11月12日、最新安定版となる「CentOS Linux 7(2009)」公開を発表した。
CentOSはRHELが公開するソースコードを土台とし、商標などを取り除いたもの。同様のアプローチをとるプロジェクトとして、Oracle Linuxがある。CentOS Linux 7(2009)は9月末にRed Hat(米IBM傘下)が公開した「Red Hat Enterprise Linux 7.9」をベースとしたもの。
Python 3を利用できるようになった。Python 3.6インタープリタと合わせてインストールできる。デフォルトのデスクトップレイアウトが変更した。SSSDのバージョンが1.16.5となり、クラスタソフトウェアのPacemakerは1.1.23となった。MariaDBもバージョン5.5.68にアップデートした。このほかにも、多数のパッケージがアップデートされている。CentOSはリリース1503よりバグをbugs.centos.orgに直接レポートできるようになっている。
CentOSはx86_64に対応、プロジェクトのWebサイトより入手できる。
CentOS
https://www.centos.org