デジタル移行後に地上アナログ放送の空き周波数を利用する「マルチメディア放送」、Android携帯を使ったサービスデモを公開

 マルチメディア放送(mmbi、本社:東京都千代田区)は2010年3月8日、アナログTV周波数跡地を利用する携帯端末向け放送のサービスイメージを公開した。Android携帯電話上で、ユーザーインタフェースを試作。傾けたり・振ったりする操作をデモした。

 2011年の地上アナログテレビ停波後、空き帯域となるVHF帯電波を利用して携帯端末を対象に放送するサービス。mmbiは、NTTドコモ、フジテレビ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、スカパ-JSAT、電通などが出資して2009年1月に設立された。2012年の放送開始を目指して実証実験を進めている。

 試作機は、NTTドコモのAndroid端末「HT-03A」を使用した。「加速度」で画面を切り替え、「傾き」でコンテンツを選択できるユーザーインタフェースを採用。傾けたり、振ったりすることでメニューやチャンネルが変わる様を見せた。

 また、「外部出力連携」機能で、無線LAN経由でPCや、PCとHDMI接続したテレビにコンテンツを再生するデモを行った。同社は、開発上の利便性からAndroid端末を採用。本サービス提供に向けては、より幅広い端末も検討してゆくとしている。

 マルチメディア放送は、新しい放送技術規格「ISDB-Tmm」方式で放送と通信の特徴を融合させ、時期や時間帯に合わせてダウンロードとストリーミングを柔軟に組み合わせる。

 多彩な番組コンテンツを自動的に携帯電話内に蓄積する「ファイルキャスティングサービス(仮称)」と、ライブ性のある番組コンテンツをワンセグよりも高画質・高音質で提供する「高品質ストリーミングサービス(仮称)」を提供する計画。

mmbi
http://mmbi.co.jp/