オープンソースのネットワーク管理「GroundWork Monitor 6.0」リリース
オープンソースのネットワーク管理ツールベンダー米GroundWork Open Sourceは9月21日(米国時間)、主力製品の最新版「GroundWork Monitor 6.0」を発表した。無償版と商用版ともにユーザーインターフェイスを一新、使いやすさを改善した。
GroundWork Monitorは、ネットワーク、サーバー、OS、アプリケーション、データベースなどIT環境を包括的に管理できる監視ツール。無料のCommunity、商用版のStarterとEnterpriseの3エディションで展開している。
最新版では、ユーザーインターフェイスを一新、「JBoss Portal」を土台とし、ユーザー権限の細かな設定にも対応するという。「Status Viewer」も再設計し、パワフルなダッシュボードビルダーも搭載した。これらの機能強化により、セキュリティを改善し、高度なカスタマイズ機能を提供するという。
大規模システムへの対応として、性能やイベント情報を1つの画面に表示する「Seurat View」も追加した。最新のAPIにより、旧バージョンや「Nagios」からのマイグレーションを容易にするほか、認証システムとの統合を容易に行えるという。
GroundWorkは先に、米Microsoftの性能監視「Microsoft System Center Operations Manager」向けのコネクタと「Microsoft System Center Alliance」加入も発表している。オープンソースベンダーとしては初の参加という。
米GroundWork Open Source
http://www.groundworkopensource.com