オープンソースのBeOS互換OS「Haiku」、初の公式開発版「R1/Aplha1」リリース

 Haiku Projectは9月13日、オープンソースのデスクトップ向けOS「Haiku R1/Alpha1」のリリースを発表した。初の公式開発版となり、インストーラを含むISOイメージやVMware用仮想マシンイメージなどが配布されている。

 Haikuはオープンソース(MITライセンス)で開発されているBeOS互換OSで、一般的なx86アーキテクチャPCで動作する。個人向けの利用が想定されており、ユーザビリティに優れたデスクトップ環境が特徴。BeOS向けのFirefoxやメールソフト、マルチメディアプレーヤーなども開発されている。

 今回のリリースは、開発版の安定したスナップショットを作成することで、より多くのユーザーにテストやデバッグに参加してもらうことを目的としているとのこと。

 システム要件としては128MBのメモリが必要とのことで、Pentium II 400MHz程度のCPUでの動作が確認できているという。また、600MB以上のHDD容量が必要とのこと。

Haiku Project
http://www.haiku-os.org/

Haiku Project Announces Availability of Haiku R1/Alpha 1
http://www.haiku-os.org/news/2009-09-13_haiku_project_announces_availability_haiku_r1alpha_1